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肝臓病、慢性肝炎発表資料の解説2牛黄・熊胆

大学病院での発表資料と考察、牛黄・熊胆編cropped-20151118_keirinmise2_.jpg

 天然動物生薬「牛黄・熊胆」の肝機能改善効果に関する臨床的・基礎的研究 京都府立医科大学雑誌 慢性肝疾に対する試み松本仁幸 京都府立医科大学の研究によるとゴオウは肝臓の血流量を増やすことが確認されています。

 つまり血流が増えることで、肝臓に流れる薬物の量が多くなると考えることが出来ます。このことは肝臓に効く薬とゴオウを一緒に使えば、薬の効果が高くなると考えても良いでしょう。

 肝臓の血流を良くしたり、狭心症などにも利用されている牛黄 一方で肝臓は薬物などを解毒する働きもあり、肝臓に大きな負担がかかることも考えられます。

事実、京都府立医科大学の研究でも、肝障害性の薬物とゴオウを組み合わせると肝臓の機能が悪化し、ゴオウ単独では悪化した肝機能が熊胆(クマノイ)を組み合わせると、逆に改善するのです。

このことでゴオウと熊胆を組み合わせると肝臓の負担を減らしながら肝臓に薬物を届けることができると考えられるのます。

例えば肝臓ガンの場合、抗癌剤の副作用を軽減しながら、肝臓では抗癌剤の効果を集中させ、なお肝臓の負担も軽くしなくてはならないという矛盾したような方 法が可能だと思うのです。

ゴオウも熊胆も、高価な生薬であり誰でもできる方法とは思いません。ただ、京都府立医科大学の研究では、どのような治療でも肝機能の改善しなかったケースにゴオウと熊胆を使用したら、 見事に肝機能が改善したこと、その後使用の中止で悪化し、再使用で再び改善したことを報告しています。

肝臓ガンで漢方薬を飲むにしろ、現代医学的な治療をするにしても、ゴオウと熊胆を組み合わせて使うことをお奨めします。

 

 

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 ステビア草の有用性 、ほか五味子・冬虫夏草・十全大補湯・サメ軟骨などで肝臓病・ガンへの応用 ★肝炎への効果・米国より発信————消化器系研究・最高権威である米国消化器病学会でC型肝炎ウイルスの抑制について発表された。 (C型肝炎ウイルス増殖複製システム)を用いての抗ウイルス効果についての解析では、ステビアエキス濃度が高いほどC型肝炎ウイルスを抑制した。 そのメカニズムとして細胞内インターフェロン・シグナルの誘導が示唆された。ステビアエキス常用患者において副作用はほとんどみられない。

ステビアエキスは安全で効果的なウイルス薬になる可能性がある。インターフェロン無効患者または何らかの理由でインターフェロンができないC型慢性肝炎患 者に対し、今後臨床研究予定、との結論が導き出された研究結果が米国肝臓学会で演題採択され、米国消化器病学会週間で公開されました。

 

菌陳・茵蔯蒿湯の作用——–肝炎編 【基 原】 キク科(Compositae)のカワラヨモギArtemisia capillaris Thunb.の頭を乾燥したもの(日本薬局方正品)。また越冬根生葉(ロゼット)を乾燥したものを綿茵蔯(めんいんちん)といい、中国では、茵蔯蒿と同様 に用いられている。

【薬理作用は】———–利胆、利尿、解熱、消炎など

清熱利湿・退黄疸というほど、黄疸に良いといわれています。 解熱作用・利胆作用・抗菌作用・抗ウイルス作用・抗真菌作用・脂質降下作用・降圧作用など

【臨床応用】————-黄疸に対する主薬である。 1.湿熱による黄疸に用いる。陽黄(ミカンのように 鮮明な黄疸で、急性黄疸型肝炎・胆のう炎などの急性炎症で見られる)に対し、茵ちん蒿のもつ胆汁の分泌・排泄の促進作用を利用する。

小柴胡湯など柴胡剤は肝臓病に効果あるのか

小柴胡湯とは、漢方薬局では不人気でも病院ではなぜか超人気処方 柴胡剤の基本的処方で、胸脇苦満、舌に白苔がある、口が苦い、嘔吐感がある、発熱と悪寒が交互に起こる ような症状を 目標にします。

【小柴胡湯 特徴、漢方的解釈 】 和解半表半裏・疏肝解欝・補気健脾・和胃止嘔

【 適応症 】 半表半裏証(少陽病):発熱性疾患の経過にみられる、発熱・往来寒熱・胸脇部が脹って苦しい(胸脇苦満)・胸脇部痛・口が 苦い・悪心・嘔吐・咳嗽・咽の乾き・食欲がないなど。

肝欝化火・脾気虚に陥り易い状態でで、ゆううつ感・いらいら・怒りっぽい・口が苦い・胸脇部が脹って苦しい・寝つきが悪いなどの 肝欝化火の症候に、元気がない・食欲がない・疲れやすいなどの脾気虚の症候と、悪心・嘔吐・咳嗽・多痰などの痰湿の症候をともなうこともあります。

【 臨床応用 】     感冒・インフルエンザ・中耳炎・咽喉炎・扁桃炎・耳下腺炎・気管支炎・肋膜炎・急性肝炎・慢性肝炎の急性化・胆のう炎・腎盂炎・化膿症・じんまし ん・急性腎炎の初期など、あるいは、自律神経失調症・神経性胃炎・慢性胃炎・気管支喘息 ・慢性気管支炎・慢性肝炎・慢性腎炎など、幅広く応用範囲がある のがこの処方の特徴です。

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