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補中益気湯、慢性疲労やガン・男性不妊に対する働き

補中益気湯の男性不妊に対する働き

補中益気湯は、漢方の古典といわれる中国の医書『内外傷弁惑論に収載されている方で補気剤 (元気不足を補う)の代表的漢方であることから「医王湯[イオウトウ]」の別名があります。
日本漢方の効能・・・元気がなく胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ
【臨床応用】  低血圧症・起立性失調症・慢性頭痛・自律神経失調症・慢性胃腸炎・慢性肝炎・筋無力症・胃アトニー・脱肛・子宮脱・遊走腎・ヘルニア・慢性の出血症・産後 の子宮復古不全・月経過多・頻発月経・不正性器出血・アレルギー性紫斑病・血小板減少性紫斑病・慢性の微熱・病後あるいは手術の回復期・その他の慢性疾患 などで、脾胃気虚・中気下陥の症候を呈するものに使用します。
男性不妊での研究では、精子濃度・精子運動率が改善し、補中益気湯の治療成績は研究者によってばらつきがあるものの、 経口投与でも精子濃度や精子運動率に改善が見られ、その改善度は32~70%、22~63%であったこと、また同方 剤には男性ホルモン増強作用、強壮作用、免疫賦活作用、血管拡張作用、蛋白質生合成促進作用、抗ストレス作用 などが認められたことなどを発表されています。

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