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漢方医学や漢方薬についてのQ&A、健康十訓であなたの健康のサポート

桂林堂薬局外観

漢方薬の始まりは約2000年前、後漢に完成した最古の医学書、傷寒雑病論・金匱要略

現在ある漢方の成り立ちは主に後漢(西暦196~204年にかけて)張仲景という優れた医師が「傷寒雑病 論」・「金匱要略」という書物を発表してからです。この時代は何年もの間戦乱の渦の中にあり、また封建支配階級の過酷な搾取と圧迫により、人々は安心して暮らす事ができ ず、疫病が流行し多数の人命が失われた時代でもあります。
桂林堂山水画
悲惨な状況を目のあたりに見て、深く感じるところのあった張仲景は、実用的な医学書を書こうと決心したのです。 この「傷寒雑病論」は、風邪の初期からはじまり、慢性病までを論じたものです。その見識は高く内容も豊かで、現在でも実用価値は十分あります。 現在流通している漢方薬のほとんどはこの「傷寒雑病論」から生まれています。 葛根湯もそうですが、なんといっても約2000年前に考案された漢方処方が、今なお100%現役で活躍しているということに驚かされます。

万病のも素ともいわれている風邪-できる限り漢方薬を利用しましょう

風邪と漢方薬について -風邪は漢方が最も効果を発揮し易い病気です。 元々、傷寒雑病(=風邪などのこと)から進化した漢方医学は、発病1日目から10日目までの患者さんの状態・病状を、こと細かく繊細に論じています。 わざわざ風邪に抗生剤を使用し、善玉腸内細菌まで死滅させ、免疫力を低下させる現代医学に比べ、漢方は風邪予防に効果的です。腸内善玉菌の減少、免疫力の低下、臓器への負担も少なく、安心して服用できます。

健康十訓であなたの健康のサポート
少肉多栽、肉を少なく野菜を多く・ 少塩多酢、塩分を少なく酢を多く・ 少糖多果、砂糖を少なく果物を多く・ 少食多噛、少なく食べて良く噛む 少衣多浴、なるべく薄着でよく風呂に入る  少言多行、おしゃべりを謹んで多くを実行する・ 少欲多施、欲望を控え施しを多く・少憂多眠、くよくよせずよく眠る・ 少車多歩、車に乗らずよく歩く・ 少憤多笑あまり怒らずよく笑う

 

腎虚の漢方医学的考え方

中医学では、「腎」とは生命力、活力の源のことをいい。
例えば足腰の弱り・物忘れ・冷え性・薄毛や乾燥肌などは腎虚であると考えることが出来ます。
そのような人たちは先ずは、補腎漢方処方・漢方薬を服用することをお勧めします。「腎」には、人の成長や発育を促進したり、性行為、妊娠、出産などや、若々しさを維持する生命エネルギーのもととなる物質である「精(せい)」が蓄えられていると漢方医学では考えます。「腎」の「精」が十分にあれば、女性の月経・妊娠、出産、授乳は正常に機能します。もし腎精が不足すれば、「腎虚・腎陽虚(暖める力が低下)・腎陰虚 (潤い不足、、、)」という状態になり、不妊症や閉経などの原因と考えます。「腎虚」は簡単に言えば「老化」のことです。最近は男女問わず、若くても腎虚の方が多くみられます。東洋医学、2000年以上前からこの腎虚に対する研究を続けてきたおかげで、数多くの有名な処方を補腎薬として生み出してきました。
どの処方も優秀な処方で次回にでも解説したいと考えています。漢方医学では「腎虚」を次の症状を指します。中高年齢が体験する精力減退や耳鳴りやめまい・物忘れや難聴、女性も男性も大変気になる脱毛や薄毛、白髪進行、歯のぐらつきや歯周病も腎虚であると考えられます。)・足腰の衰弱、足腰に力が入らない、頻尿など

肩こりや背筋痛・腰痛・関節痛(これらの症状は重要です)

これらをみるとほとんどの人が腎虚ではないかと考えられます。人間は年齢を重ねるごとに少しずつ老化してゆくわけですから上のすべての人が腎虚といってもおかしくないかもしれません。

また、女性の症状としては生理不順、、流産、早産、未熟児出産などが重なり、最近では子供たちにも永久歯が生えない若白髪など。

腎虚が進行すればメヌエル病、腎炎、膀胱炎、前立腺ガン、膀胱ガン、子宮ガン、不育症、骨粗鬆症、リュウマチ、痛風、流行性感冒、細菌感染症などの発症をみて、結果として死に至るので看過することはできません。

 ”証”を見分けてから始まる治療法

“証”とは それぞれの症状・体質・状態・体力などから病気の状態を総合的に評価した診断法のこと。この”証”によって同じ病気であっても、それぞれの病気に対し、異なる漢方薬・漢方処方を選ぶのが漢方医学の特徴です。

悩まれている諸症状・病気が漢方医学の診断法、”証の判断”により、その方の病気、例えば自律神経失調やうつ病、不妊症・多汗症・ニキビ・酒査様皮膚炎などの改善を手助けする漢方薬と漢方処方が決定されます。

”証”を判断して病気を治療する、これを「弁証論治」と言います。

「弁証論治」=漢方医学の考え方は、病名の名前よりも体質や病態・症状を重要視します。いわば近代医学で行われつつある「オーダーメイド治療」のさきがけでもあるのです。

このように、漢方医学は、現代医学のような病名の無い時代から始まった医学です。

このため、「患者様の声に耳を傾ける」ことがとても重要で、あなたの体が発するメッセージや、正直な心の悩みを時間をかけて受け止め、西洋医学では解決しきれない症状を共に解決をしていきたいと思います。

漢方薬歴30年超の薬剤師が責任を持って処方させていただきます。処方には生活指導や、心理的カウンセリングも含みます。安心して服用出来るよう、しっかり説明し、指導させていただきます。

 

Q&Aに続く

効きやすい・リーズナブルな漢方薬を提供したいと考えます