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六淫の「風」「寒」「湿」と深い関わりのある慢性関節リューマチや座骨神経痛

 漢方理論の一つに、自然界の気候変化には「風」「寒」「湿」「暑(熱)」「燥」「火」があり、その気は万物を発生・変化させる正気(六気)=(体にとって良いもの)と呼ばれています。

が、この六気が人体の適応力や抵抗力が衰えている時(気候変動も含む)などに、人体に発病因子となって逆に邪=(体に悪いもの)になって、疾病を発生させます。

このように六気が病を引き起こす邪氣に変わったものを六淫(外邪)といいます。
”風邪”と現在でも呼ばれている感冒は、風の気が邪になって疾病を引き起こすたとえの一つです。

生活環境、六淫の「風」「寒」「湿」と深い関わりのある慢性関節リューマチや座骨神経痛など

★病を引き起こす原因には、2000年前から中医学では「内因」「外因」「不内外因」の3種類があります。
その中で関節リウマチは、「外因」の「風」邪・「寒」邪・「湿」邪が原因と考えられています。

このように、リューマチなど痛みの改善方は、三つの邪を取り除く処方構成のある漢方処方を選らばなければなりません。
風邪には発表剤を、寒邪には温経散寒剤を、湿邪には血流を良くして体にとって余分な水分=邪を取り除きます。

これら治療法が総合的に助け合い重なり合って、初めてリューマチなどのつらい痛みの改善を図ります。

座骨神経痛の治療には、お血(血液の滞り・血行不良)の解消もしなければなりません。

漢方方剤の分類で瘀血を改善する方剤を駆瘀血剤(くおけつざい)といいます。

代表的な処方に桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などがあります。

桂枝茯苓丸は虚実中間証から実証まで幅広く適応となる最も頻用される駆瘀血剤で、頭痛、肩こり、めまい、のぼせなどを伴った月経不順、更年期障害等の婦人科疾患や皮膚疾患、などに広く応用できます。
構成生薬(桂皮、茯苓、牡丹皮、桃仁、芍薬)

 

 

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