漢方薬へようこそ

腎臓病と漢方/丹参の作用続き解説

腎臓病と漢方:丹参編続き解説、ややこしくてすみません

 

腎臓は重要な機能を担っている臓器

腎臓は尿をつくっているだけの臓器ではありません。

体内の塩分・カルシウムの量のバランスをとり、血圧の調整、ホルモンの分泌、ビタミンDの活性化など、生命活動に欠かせない多くの人間にとって重要な機能をもっています。

腎臓は組織の一部が壊れても、すぐにほかの部分や組織が代行するため、なかなか病気の自覚症状はあらわれません。

顔や手足のむくみや高血圧、食欲不振などの自覚症状が出た時には、かなり腎臓病が進行してしまっていることが考え得られます。

最近では、糖尿病などによる生活習慣病から起こる、糖尿病腎症や腎硬化症などにかかる患者が年齢問わず増えています。

塩分の取りすぎ、腎臓に負担に負担がかかる薬の服用、肥満、運動不足、加齢、ストレスなどの要因が重なれば、だれでも腎臓の疾患にかかる可能性があります。

腎臓病の早期発見のためには、定期検診で尿検査を受けることが必要です。

腎不全は、腎臓の機能が悪化して働かなくなった状態をいいます。  免疫異常が関係しているといわれている慢性腎炎をはじめ、糖尿病の合併症として起こる糖尿病性腎症や高血圧がすすんで起こる腎硬化症など、さまざまな腎臓病が腎不全の原因となります。

 

腎不全がすすんで、腎臓の機能が10%以下になると、透析療法が必要になります。

医療機関では、なんとかこれをくい止めようと、低たんぱく、減塩というきびしい食事療法とこれに平行した薬物治療が行われます。

腎不全がすすんで、腎臓の機能が10%以下になると、透析療法が必要になります。
そのような慢性腎臓病や腎炎、腎不全に効果がみられた漢方生薬の丹参

丹参をはじめ、芍薬や柴胡など、効果の期待できそうな生薬15種類をひとつずつ丹念に調べたところ、丹参の腎不全に対する効果は、ほかの 生薬より、もっともよい成績だったことが確認されています。  

丹参で「メチルグアニジン」という物質の数値がに下がったことも確認されました。
メチルグアニジンは尿毒症毒素で、クレアチニンがさらに分解されてできる物質のこと。 腎臓の機能が極度に低下し、体内に毒素がたまって全身臓器に症状が出るようになった状態、つまり、腎不全の末期症状になると増えてくる物質です。 

腎不全が進行して尿毒症になると、薬物治療だけでは回復はまず無理で、人工透析を考えなければなりません。
 

また、丹参で血圧の上昇が抑えられるという結果も確認されています。 高血圧があると腎臓病になりやすいことが知られていますが、いっぽうで、腎臓が悪くなると腎性高血圧を引き起こします。

腎臓の機能が悪化すると、食塩の成分であるナトリウムの排泄がうまくいきません。

このため、血中のナトリウムの量が増え、高血圧を引き起こすのです。いずれの高血圧も治療法としては、血圧を下げる降圧薬を処方するしかありません。 しかし降圧薬では、頭痛やほてりなどの副作用を訴える患者さんも多く、また、薬をやめると血圧が再び上がってしまうという難題も抱えています。
丹参含め、温脾湯は腎臓病治療の補助療法に十分対応できると思います。

効きやすい・リーズナブルな漢方薬を提供したいと考えます