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不安神経症・パニック症・自律神経失調症・適応障害

 

不安神経症・パニック症・自律神経失調症 img068 不安神経症・適応障害は、神経症の中でも多い神経症

不安や不安感は生活をする上で、その場の環境次第で日常よく感じることがあるものです。 私たちがふだん感じている不安は、ある程度我慢できて吸収し、試験や健康、経済的な問題などで、はっきりつした理由や対象があります。このような場合、理由や対象がいったん去ってしまえば、気にならなくなります。

ところが、不安神経症という病気で起こる不安は、理由や対象がはっきりとせず、我慢することができません。また、その不安は言葉ではなかなか表現しにくく、他人に理解してもらえません。 そして、このような漠然とした不安は、長く続き、同時にこの不安感がまた起きるのではないかという心配や不安感も長く続きます。

どこまでが、正常な範囲内の不安で、どこまでが、不安神経症の不安なのか、はっきりした境目があるわけではありません。   しかし、多くは、長く続く強い不安感のために、日常生活や仕事、社会的な活動などに支障が出てきた場合を不安神経症として扱います。

不安神経症は、生活と無関係ではありません。例えば、不安神経症を持つ人には、「几帳面、心配性、神経質、完璧主義、自分に自身がない」といった人が多く見られ、だからといって、こういった性格の人がなりやすいと一律に言い切ることはできません。

病的な不安状態。

「不安」とは、対象のない恐れのことで、「恐れ」は対象への集中がある。 すなわち、 漠然とした恐怖感を持ち、 落ち着かない心理状態となり、 脱力感・ふるえ・めまい・動悸・呼吸困難・不眠・尿意頻数などが起ります。

◆ 病的な不安 ◆理由はつかめないことが多い。 ◆他人に説明しにくく、理解されない。 ◆長く続く ◆苦痛が大きくて我慢できない。 ◆普通に生活できず、生活習慣が変化する。 ◆また起こるのではという不安がある

さまざまな不安神経症 パニック障害は、ある日突然、めまい、心悸亢進、呼吸困難といった自律神経の嵐のような症状とともに激しい不安や恐怖感が発作的に起こる病気です。それに伴って体のほうも反応し、心臓がどきどきしたり、息が苦しくなって、胸が詰まりそうになります。

そのほか、冷や汗をかいたり、ふるえが出たりして、自分は死ぬのではないかと思うほどの強い恐怖感に襲われます。 このような急性の発作をパニック発作といいますが、パニック障害ではこれが繰り返し起こります。

一度この発作を経験すると、また同じことが起こるのではないかと不安になり、自分で自分に暗示をかけたような状態になり、よけいに次の発作が起こりやすくなります。

診断でも身体的にはどこも異常は発見されません。そのため、神経内科では不安神経症とかうつ病と診断されることが多く、一般医からは自律神経失調症、心身症、心臓神経症、過呼吸症候群、心室性頻脈、狭心症、メニエ-ル症候群、過敏性大腸炎、と診断されていることが多い状態です。

漢方薬での治療は不安神経症とかうつ病、パニック症、過呼吸症といった病名に関係なく、訴えている症状・表れている症状を目標でその悩まれている症状などから適切な漢方薬を選択します。.

★広場恐怖症・・・人の多いところに行くと、非常に緊張して、強い不安感に襲われることをいいます。その他、電車や車の中などで閉じ込められるような不安や恐怖を感じる閉所恐怖症も、やはり逃げるのが困難な場所に対する恐怖です。

★社会恐怖症・・・人前で話したり、行動することに強い苦手意識を感じることをいいます。

★強迫性障害・・・自分でも不合理だとわかっているのに、不必要な考えや行動にとらわれる障害です。「強迫観念」や「強迫行為」が現れるのが特徴です。

漢方医学的考え方

不安神経症・パニック症・自律神経失調症

肝うつ・肝気鬱結 肝鬱脾虚 (気鬱や怒りが長く続くと脾の消化機能を悪くする) 肝鬱血淤 (肝欝が長く続き疎泄されないと血行が悪くなる)等の病気を引き起こし易くなります。

イライラ感・不安感・怒りっぽい・ストレスが溜まっている等の神経症状ほか、両脇の腫満・放散痛・胸部が悶々としてスッキリしない ・咽の中に違和感を感じる・食欲不振・嘔逆・腹痛・泄瀉・生理不順などを訴えるタイプになります。

漢方医学では、うつ病や不安神経症・パニック症は気虚や気うつ・気帯ととらえています。

気虚は気(血などを巡らせているエネルギー)の働きが衰えている状態、気うつは気の流れが悪くなっている状態をいいます。

気滞 の不安神経症・パニック症・自律神経失調症

滞った”気”の流れを改善することで、症例の緩解を測ります。

肝火上炎

まさに肝臓が燃え盛る表現で、その火を清熱薬で”消化”することで症状が改善します。 肝火上炎:怒りっぽくなったり・イライラ感・のぼせ傾向・顔色が赤い・やたらとカーッと興奮するなど。 このような状態は、自律神経失調症や赤面症・多汗症等を指し、肝火上炎に対応した漢方処方が適応します。 加味逍遥散・黄連解毒湯・加味帰脾湯などが考えられます。

 

更年期障害の代表的な症状は

異常な発汗にのぼせ・やたらとイライラしたり不安になったり、やる気が起こらなったりなど、そのほか、めまい・動悸・頭重感・不眠・抑うつ感情などを訴える方も少なくありません。

更年期障害に漢方処方が使用され始めた頃、”肝鬱”の治療薬、加味逍遥散が真っ先に使用されました。 肝鬱は、肝の気の不調から起こり、人間関係のトラブルで起こり易い神経症状にとても有効です。 肝うつ症状、イライラする・怒りっぽい・のぼせ・鬱うつする・不安・不眠・貧血傾向などの状態の症状と、更年期障害・自律神経失調の症状は重なる部分が多く、その結果、肝うつの漢方薬、加味逍遥散が多く処方され始め、更年期障害によく効いたという事実から、”更年期障害には漢方薬を”という風潮が生まれました。

会社や学校、親類等の人間関係から起こる考え方の食い違いやいじめは増加する一方です。 イライラする・怒りっぽくなる・嫌いな上司に合うのがイヤで会社に行くのがつらいといった状況に加味逍遥散を使用してみてください。

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