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婦人病全般の漢方処方と漢方薬

漢方医学の重要な特性”証”に沿った治療

キチンとした漢方薬的分析で、効きやすい漢方薬を処方 漢方医学の特徴は、”証”を見分けてから始まる治療法 東京都目黒区、東京中目黒の漢方薬局 桂林堂薬局では、漢方医学の重要な特性”証”に沿った治療を心がけています。”

 

婦人病の漢方処方と漢方薬/漢方薬局桂林堂|東京都目黒区

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婦人病に得意な漢方医学は、処方も数百種類存在していて、婦人病の漢方薬的臨床応用も数多くあります。

漢方薬局では最も多い相談内容なのが婦人病ではないでしょうか、例えば生理不順に冷え性・レイノ-氏病・生理痛・子宮筋腫・卵巣のう腫・・しもやけ・慢性関節リウマチ・月経困難症・神経痛・腰痛症・橋本病・不妊症など多岐にわたります。

このような主に女性の病気は

陽虚(暖める力が低下)
血虚(貧血・乾燥肌・体の消耗など)
瘀血 (血液の滞り・血行不良)
などをトータルに改善さすることに   努めます。
冷え性の原因、気帯血瘀血 (血液の滞り・血行不良)

 冷え性は男性よりも女性に多く見られる症状です。

また、不定愁訴のように自律神経の調節がうまくいかない場合、手や足の末梢の血管での血流量の調節も影響を受け、 冷え性になる原因です。

特に近年では、冷え性は冬だけでなく、夏の冷房の効き過ぎによる、いわゆる「冷房病」として見られるのが特徴です。

生理痛・肩こり・便秘・下痢・立ちくらみ・疲労感・痔・不眠などの原因も、元をたどれば冷え性ということもあります。

冷え性は子宮内膜症や不妊症まで引き起こしかねません。  冷え性と漢方薬 漢方においては、冷え性は新陳代謝が低下している場合、血行が悪い場合、胃腸の調子が悪いことなどが原因であると考えられます。  したがって漢方では、これらの原因を取り除くこと、また胃腸や下半身などを温める作用のある漢方薬を処方します。

冷え性に使用されている漢方処方は数多く、それぞれの漢方の専門家も処方に対しての好き嫌いがあり、冷え性に使用する漢方処方は10種類程度です。

当帰芍薬散・当帰四逆呉茱萸生姜湯・温経湯・桂枝加朮附湯・八味地黄丸・十全大補湯・人参養栄湯などが代表的なものです。

血液の流れの良し悪しが婦人病の決め手に影響
女性に多い瘀血 (血液の滞り・血行不良)・血虚・陽虚(暖める力が低下)

瘀血の女性は妊娠しにくい」という言い伝えがあることをご存知ですか。下腹部や太腿の付け根あたりが硬く感じられる場合、その原因を中医学では血液の流れが悪くなっているからだと考えます。 血液の流れが悪いことに起因します。

月経が遅れる、生理痛がつらい、月経血に血塊が多い、色がどす黒く粘りがある、月経中に頭痛や肩 こりが起こるなど月経にまつわる不調が多く見られます。また、舌に青紫や赤紫、あるいはどす黒い斑点が現れたり、目の周り唇が黒ずむなどの症状も現れま す。

 

血の流れが悪い状態を中医学では瘀血といい、この瘀血を改善するのに活血化瘀という方法を用います。

活血化瘀の治療方法は不妊の原因となる子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫や癒着などが起こるのを防ぎ、さらに骨盤 の血流を改善し、新鮮な血液が十分に卵巣や子宮に行きわたるようにします。これだけでも卵胞の発育がよくなり、排卵や着床が促進され、すべてが妊娠に有利 な要因となります。
瘀血が体内にたまると体のさまざまな機能に悪影響を及ぼします。特に子宮・卵巣は瘀血の影響を受けやすく、排卵障害や生理不順、人によっては子宮筋腫、卵 巣嚢腫、子宮内膜症などの原因にもなります。
瘀血は生理に密接に関係しています。瘀血が生理不順を起こすこともありますが、逆に生理不順で古い血がうまく 流れないことが瘀血をためることにもつながります。
以下のような症状がないかチェックしてみましょう。
●生理のときにドス黒い血の塊が 出てくる。 ●生理痛がひどい。 ●生理の前にイライラし、怒りやすくなる。 ●顔がどす黒い。 ●歯ぐきの周辺がどす黒い。 ●あざができやすい。 ●にきびができやすい。

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橋本病=甲状腺機能低下症に適応する漢方処方

自己免疫疾患である橋本病(慢性甲状機能低下症)は、自己抗体が甲状腺を攻撃するために細胞が少しづつ減って慢性的な炎症が生じて腫れてくるわけです。 橋本病は甲状腺機能低下症の代表でバセドウ病とは全く逆です。
機能が低下すると新陳代謝が悪くなって老けていく感じになってきます。全身症状 として動作がゆっくりで。
全身症状 としてむくみやすくなり、動作がゆっくりで疲れやすくあまり 食べてないのに体重が増えてきます。寒がったり声もだんだんガラガラとかすれた声になって低音です。喉も違和感があります。 ボーっとして痴呆症と間違われることもあります。

温経湯で陽虚・陰虚・血虚対策で不妊症や生理不順、冷え性に

温経散寒、補血調経、活血化瘀、益気和胃が漢方的考え方です。 【適応症】 下半身の虚寒、血虚=貧血に血瘀をともなうものに使用します。 温経湯は元来不正性器出血に対する処方ですが、月経不順によく用いられます。

主な主症状は、月経不順(周期の延長あるいは短縮・月経過多あるいは過少・無月経)・不正性器出血・不妊症など多彩です。 下腹部や腰の冷えと疼痛・下腹部のひきつり・腹のはり・下肢の冷え・冷えのぼせ・腹部膨満感〔下焦の虚寒・血瘀〕皮膚に艶がない・口唇の乾燥・目が疲れ る・頭がふらつく・手足のしびれ感などをともない(血虚の症状)、舌苔は淡白で瘀斑、脈は沈数手掌のほてり・夕方の発熱がみられることもあります。

処方のポイント  温経湯の主要成分)、阿膠(ロバの皮を煮込んだもの)が配合されていますので、陰虚 (潤い不足、、、)のタイプにうってつけな漢方処方です。 陰虚 (潤い不足)タィプは乾燥肌で、カサつき・爪目が割れ易い・唇の乾燥感・乾燥肌・目の乾燥感などといった症状を自覚している方がポイントです。

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婦人科でよく使う温経湯 温経湯は婦人科の病態によく使います。 代表的なのは、不妊症、習慣性流産、月経異常、月経困難症、帯下、手掌角化症、アトピー性皮膚炎などに使います。  婦人科系にもよく使いますが、皮膚炎系にもよく使います。 華奢で細身、疲れやすい女性で下腹部が特に冷える体質の方にあう漢方薬です。この他手がほてる唇が乾燥しやすいというのも特徴です。

温経湯の応用は今後解説いたします。

まとめ 温経湯の場合は、使ってはいけない体質の方は特にありませんが、足だけでなく手も冷えて胃腸がもたれたり消化器の具合が悪い方は、あまりあわないと思います。
アトピー性皮膚炎にも使うことが多いですが、アトピーの場合他に性格性の違う漢方薬もよく使うので体質を慎重にみきわめていかないとアトピー=温経湯という使い方はしません。  経験上、ひどくない不正出血には、よいことが多いですよ。
加味逍遙散には、血流をよくして体をあたためるもの、上半身の熱をさますもの、痛みをやわらげるもの、無駄 な水分を取り除くもの、あるいは滋養作用をもつ生薬などがいろいろと配合されています。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院で は、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。
柴胡・芍薬・蒼朮・当帰・茯苓・山梔子・牡丹皮・甘草・生姜・薄荷   宋時代の「和剤局方」という古典書で紹介されています。

不定愁訴に使用の加味逍遥散、イライラ感、のぼせ感から うつ病まで

加味逍遙散(丹梔逍遥散)は、気血両虚の肝鬱化火の代表症で、ゆううつ感、いらいら、頭痛、のぼせ、ほてり、出血などの熱症をともない、しびれ感、皮膚につやがない、疲労感、食欲不振などを呈するものに用います。

何となくイライラする、つまらないことが気にかかる、怒りっぽい、のぼせやすい、不眠、わき腹に張りや痛みがあるといった精神失調の状態を、東洋医学では肝のトラブルの一つ「肝気鬱結」とあらわしています。

 

2400年前の陰陽五行論より、漢方医学では肝を精神との関連が強い臓器としてとらえています。肝は、精神のセルフコントロールがスムーズに行われるような状態を作りだし、私たちが社会生活にうまく適応できるように 働きかけている臓器とされています。

この調節作用は、気(生命エネルギー)をスムーズに巡らせることによって運行されると考えられています。ところが、精神的なストレスは肝の働きをにぶらせ、気の巡りの悪い全身状態(肝気鬱結)を作り出してしまいます。

その冶療は、まず気を巡らし、肝の疎泄(新陳代謝)を回復させることが基本になります。白朮(びゃくじゅつ)、柴胡(さいこ)など7つの生薬からなる逍遥散(逍遥丸)や、それに牡丹皮(ぼたんぴ)と山梔子(さんしし) を加えた加味逍遥散(かみしょうようさん)は、肝の働きを強め、血液循環の改善によって精神の安定をはかる方剤であり、肝気鬱結の病態にピッタリ適応するクスリということがわかります。

ストレスを制するもの、ビジネスを制す。 逍遥散はサラリーマンにとって心強い漢方薬のはずです。

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加味逍遥散処方解説
柴胡・芍薬・薄荷は、自律神経系の機能調整鎮静に働きます(疏肝解欝)。 特に柴胡・芍薬の組み合わせがこの効果を強めます。ゆううつ感、いらいら、抑うつ感などの精神的ストレスが緩解されます。 牡丹皮・山梔子は、鎮静、自律神経系興奮の抑制、解熱、消炎、抗菌に働き、止血作用ももちます。(清熱涼血)。 いらいら、怒りっぽい、ヒステリックな反応などを緩解します。
当帰・芍薬は、滋養強壮作用により、体を栄養、滋潤し内分泌機能を調整します(補血)。 白朮・伏苓・甘草・生姜は、消化吸収を促進します。(健脾)。 白朮・伏苓は、組織中や消化管内の水分を血中に吸収し利尿作用により排除します(利水)。 当帰・芍薬・牡丹皮は、子宮筋に対し調整的に働き、他薬とともに内分泌機能や自律神経機能を調整して、月経を調整し、(調経)芍薬・甘草は、鎮痙、鎮痛に働きます

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補中益気湯の男性不妊に対する働き

補中益気湯は、漢方の古典といわれる中国の医書『内外傷弁惑論に収載されている方で補気剤 (元気不足を補う)の代表的漢方であることから「医王湯[イオウトウ]」の別名があります。
日本漢方の効能・・・元気がなく胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ 【臨床応用】  低血圧症・起立性失調症・慢性頭痛・自律神経失調症・慢性胃腸炎・慢性肝炎・筋無力症・胃アトニー・脱肛・子宮脱・遊走腎・ヘルニア・慢性の出血症・産後 の子宮復古不全・月経過多・頻発月経・不正性器出血・アレルギー性紫斑病・血小板減少性紫斑病・慢性の微熱・病後あるいは手術の回復期・その他の慢性疾患 などで、脾胃気虚・中気下陥の症候を呈するものに使用します。
男性不妊での研究では、精子濃度・精子運動率が改善し、、補中益気湯の治療成績は研究者によってばらつきがあるものの、 経口投与でも精子濃度や精子運動率に改善が見られ、その改善度は32~70%、22~63%であったこと、また同方 剤には男性ホルモン増強作用、強壮作用、免疫賦活作用、血管拡張作用、蛋白質生合成促進作用、抗ストレス作用 などが認められたことなどを発表されています。
  • 漢方・漢方薬研究30年 漢方薬局の桂林堂
    住所 東京都目黒区上目黒3-6-23-1F  MAP
    営業時間 10:00~20:00
    定休日 日曜・祝祭日
    TEL 03-3791-8468
    FAX 03-3791-4764

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