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なんとなく30年/人気漢方処方の解説

 

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人気漢方処方の解説

黄連解毒湯——清熱解毒の代表的漢方処方黄連解毒湯。

外台秘要記載、成分黄連・黄芩・黄柏・山梔子はのぼせ気味で顔色赤く、イライラする傾向の方の、胃炎・口内炎・二日酔いなどから、不眠症・ノイローゼ・めまい・動悸・更年期障害・自律神経失調症などの神経症に幅広く応用されています。

 

漢方的考え方・治療法は心火旺・肝胆火旺・清熱解毒で、上半身の余分な熱を取り去り、高血圧・脳卒中・精神不安・焦躁感・赤面症・多汗症・鼻血・痔出血・アトピー性皮膚炎などに使用されています。

半夏厚朴湯——-“気”帯治療の代表格半夏厚朴湯は、2000年前の医学書、金匱要略記載、滞っている“気”の流れを良くしたり、発散したりして、“気”の滞りを改善します。神経をしずめ、心と体の状態をよくします。また、咳や吐き気を抑える作用もあります。

喉や食道部、または脇胸部の梗塞感や詰まり感・心臓が握られている様・咳ばらいや吐き気が使用目安です。

滞っている“気”の流れをよくしますので、気分がふさいだ方の抑うつ状態や不安神経症・精神不安・不眠症・無気力・恐怖感・ノイローゼ・動悸・更年期障害・神経性胃炎・しわがれ声・心臓喘息・つわり等の症状・病気を改善。

桂林堂店内

抑肝散加陳皮半夏湯——-1556年に出版された小児医学書、保嬰撮要記載、神経の高ぶりを抑え、また、筋肉の“こわばり”や“つっぱり”をゆるめて、心と体の状態を良くします。

イライラ感・不眠・緊張感・多汗等の精神神経状症状、あるいは、手足のふるえ・筋肉のけいれん・動悸・頭のふらつき・言葉のもつれ・どもり・子供の夜泣き・ひきつけ等・認知症・脳循環改善などに利用されています。

面白いネーミングについて——漢方の考え方、陰陽五行論では、“肝”は心や精神のことを示し、抑肝散という処方名は、その意味での”肝”、つまり精神神経症状を抑えることを目的とした漢方処方です。

更年期障害・不眠症・チック症・うつ病・高血圧・動脈硬化・脳血管障害・小児夜泣き・認知症などにも応用可能です。TVでも放送されたように、抑肝散の研究が進み、アルツハイマー型認知症患者の起こり易い症状である神経亢進・幻視・妄想・抑うつ・徘徊・暴力に対する抑制効果があると解明されてます

桂枝加竜骨牡蛎湯—–2000年前の医学書、金匱要略記載、神経の高ぶりを鎮め、また、気力をつけることで心の状態をよくします。神経症や不眠・不安感・無気力感・夜尿症・精神面がかかわる動悸や性的機能の低下などにも用います。

漢方的考え方は、安神・通陽・補気血・調和営衛で、気血不足・虚陽浮越の症状に使用される代表格です。

体質の虚弱な方で、体が疲れやすく、興奮して眠れないというときに用いられ、臍部辺りの動悸の自覚がよく効く目安で、神経衰弱・心悸更新・性的ノイローゼ・陰萎・小児夜尿症・脱毛症・小児夜泣き・眼精疲労・夢精・発作性頻脈・自律神経失調症・統合失調症などに応用可能です。

 

帰脾湯——–宋時代(約1000年)、済生方記載、胃腸を丈夫にし、貧血症状を改善しながら、不安や緊張を緩和し、寝つきをよくします。

漢方的考え方は、気血両虚・安神・補脾で、倦怠無力・元気がない・胃腸虚弱・胃腸・健忘・頭がふらつく・動悸・めまい・不眠など、繊細で貧血気味、さらに微熱や熱感を伴うときに良く効きます。

加味帰脾湯—–帰脾湯に、肝鬱上亢・心脾両虚で、のぼせ傾向をしずめ、精神不安・ノイローゼ・不眠症・神経の高ぶりなどを改善します。自律神経失調症・心臓神経症・不安神経症・健忘症・認知生・慢性胃腸炎・不正出血などに応用されています。

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温胆湯——万病回春記載、成分:香附子・陳皮・黄連・山棗仁・茯苓・紫蘇葉・甘草・生姜、胃腸弱く神経質な方の不眠症・ノイローゼ・精神不安・パーキンソン・アルツハイマーなど、脳にやさしい漢方処方といえます。

研究によれば、アルツハイマー患者の病気の進行を遅らせたり、発症の予防や易怒性・切迫感・焦躁感に対し有効性があると報告されています。

柴胡桂枝乾姜湯——– 2000年前の医学書の医学書、傷寒雑病論記載、気血の流れを良くし、体の熱や炎症をひき、また、緊張をゆるめて神経の疲れを癒し、貧血気味な方の動悸・息切れ、心と体の状態をよくします。

繊細で神経過敏な方の更年期障害・不眠症・多汗症・慢性肝炎・慢性胃腸炎・胆のう炎・気管支喘息・インフルエンザ

柴胡桂枝湯———–2000年前の医学書、傷寒雑病論記載、傷寒雑病というぐらい、本来は風邪の中期に使用されるものですが、応用範囲が広く、色々な病気、症状に使用可能です。

体の熱や炎症をひき、また痛みをやわらげる働きをします。胃の辺りや肋骨下部が張り胸苦しさ、吐き気があるものに適応します。

具体的には長びく風邪で微熱や頭痛・食欲不振を伴うとき、病気では胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性肝炎・胆石・自律神経失調症などにも使用可能です。

 

 

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