|腎虚になると腰痛や坐骨神経痛
腎虚の漢方薬の始まりは約2000年前、後漢に完成した最古の医学書、傷寒雑病論・金匱要略
現在ある漢方の成り立ちは主に後漢(西暦196~204年にかけて)張仲景という優れた医師が「傷寒雑病 論」・「金匱要略」という書物を発表してからです。
この時代は何年もの間戦乱の渦の中にあり、また封建支配階級の過酷な搾取と圧迫により、人々は安心して暮らす事ができ ず、疫病が流行し多数の人命が失われた時代でもあります。
傷寒雑病論にも記載されている、腎虚は老化現象?
中医学では、「腎」とは生命力、活力の源のことをいい。
足腰の弱り・物忘れ・冷え性・薄毛や乾燥肌などは腎虚であると考えることが出来ます。
そのような人たちは先ずは、補腎漢方処方・漢方薬を服用することをお勧めします。
「腎」には、人の成長や発育を促進したり、足腰の安定、性行為、妊娠、出産などや、若々しさを維持する生命エネルギーのもととなる物質である「精(せい)」が蓄えられていると漢方医学では考えます。
「腎」の「精」が十分にあれば、女性の月経・妊娠、出産、授乳は正常に機能します。もし腎精が不足すれば、「腎虚・腎陽虚(暖める力が低下)・腎陰虚 (潤い不足、、、)」という状態になり、足腰が弱り腰痛の原因になり、女性では不妊症や閉経などの原因と考えます。
漢方医学では「腎虚」を次の症状を指します。中高年齢が体験する精力減退や耳鳴りやめまい・物忘れや難聴、女性も男性も大変気になる脱毛や薄毛、白髪進行、歯のぐらつきや歯周病も腎虚であると考えられます。)
足腰の衰弱、足腰に力が入らない、頻尿など肩こりや背筋痛・腰痛・関節痛(これらの症状は重要です)これらをみるとほとんどの人が腎虚ではないかと考えられます。
人間は年齢を重ねるごとに少しずつ老化してゆくわけですから上のすべての人が腎虚といってもおかしくないかもしれません。 また、女性の症状としては生理不順、、流産、早産、未熟児出産などが重なり、最近では子供たちにも永久歯が生えない若白髪なども腎虚といわれています
Ⅵ 少言多行、おしゃべりを謹んで多くを実行する・Ⅶ 少欲多施、欲望を控え施しを多く・少憂多眠、くよくよせずよく眠る・Ⅸ 少車多歩、車に乗らずよく歩く・Ⅹ 少憤多笑あまり怒らずよく笑う
漢方薬の専門家が、日頃から副作用に注意していれば、漢方薬による副作用はほとんど起こりません。 桂林堂でも、10年をさかのぼっても重い副作用の経験はありません。あったとしても、ごく軽いものです。